日本人スーパーバイザー経験談②スーパーバイザーの仕事は意外と難しい?

こんにちは、まっつんです!

前回、僕がスーパーバイザーになった方法を書きましたが、今回はどんな感じで仕事をしていたのかを書いていきたいと思います。

スーパーバイザーなんてファームによってやることは全く違うし、簡単なところは本当に簡単で様々だと思いますが、これは僕の働いていたOzzie(コントラクター、僕のボス)のファームでの体験談です。

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オージー(ozzie)ファームのスーパーバイザーの仕事内容

前回の記事でも書いた通り、このファームはボスのオージーも手伝ってはくれますが、そこまで大きいファームではないから基本僕一人でまわしていたので、自分で全部しなければいけませんでした。

とりあえず早朝、ピッカーが来る一時間前に、みんながピッキングに使うバケツを用意しなければなりません。

冬だと日が昇るのが遅いので僕は4時半にスタートしますが、夏だと3時半ぐらいに仕事が始まります。

真っ暗な中トレーラーの付いたATV(四輪のバイク)を使って用意をし、ピッカーが来たら一人一人に名前をリストに書いてもらって、番号の書いたタグを渡します。

それからピッキングが始まります。(チェリートマトのピッキング編は前回のかなみんの記事を参考にしてみて下さい!)

朝のうちはボスのオージーもファームにいて、一緒にピッカー達を見ていきます。

このファームで一番スーパーバイザーとしてピッカーに伝えないといけない事は、

  • no green トマトの色は黄色から赤色だけをピッキングする。
  • full bucket トマトをバケツの淵が見えなくなるまで本当に満タンにする。
  • no miss 黄色以上のトマトは全部とる。

この3つに最初は集中しろと言われていました。

僕がオーストラリアで色んなトルコ人に会ってきて思ったのが、トルコ人は仕事に関してはスペシャリストでないといけないといった考え方をしています。

オージーもトルコ人なので、この上の3つができていないとすごく怒っていました。

みんなが作ったフルバケツがある程度溜まると、バケットボーイもいないので僕が集めていきます。

オージーがいる時はオージーがトレーラーの付いているATVを運転して、僕がバケツをそれに乗せて一緒に集めますが、その際にバケツがフルじゃないと怒られます。泣

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バケツに刺してあるタグは集めて、bin(ビン)と呼ばれる箱にトマトを入れていきます。

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ピッキングが終わってみんなが帰った後は片付けなどをして、ピッカーがその日に取ったバケツ数のタグを数えて、仕事が終わりでした。

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タグを数えるのは簡単ですが、数え間違うとピッカーからクレームが来るのでこれも大事な仕事!

意外と難しいスーパーバイザー

トルコ人は仕事に関して完璧主義と先ほども言いましたが、今まで僕以外に5人スーパーバイザーとして雇われましたが、みんなクビにされたのです。

そのうちの2人はトルコ人、しかもオージーの親戚にも関わらず、辞めさせられました。笑

僕も初めは完璧に出来ていたわけではなく、オージーが、グリーンがいっぱい入ってるバケツやフルじゃないバケツを見つけると僕に怒ります。

僕も「グリーンをとるな」とか「フルにしろ」とは言ってはいるのですが、ファームには30人から多い時は50人ぐらいいるので一人で一気に見れませんでした。

しかも、僕がスーパーバイザーを始めたときは20歳で、ピッカーは本当に全員年上だったので、指示をしても聞いてくれないことがよくありました。

他にもいっぱいやらなければいけないことがある中で、言うことを聞かないピッカーがいると本当に腹が立ちますし、なんとか聞かしてもとりあえずストレスが溜まります。笑

オージーはよく、奴らはcomplain box(文句言い)だからあまり気にするなと言っていましたが、放っておくととんでもないことをするピッカーもいるので、目が離せません。

自分もいろんなファームで働いていたので、スーパーバイザーにいろいろ言われる気持ちはわかるのですが、このポジションに就いた以上割り切って言い続けなければいけないのです。

でも僕はあまり言い続けたり怒ったりするのが嫌で、逆にピッカー達と、とことん仲良くなって言うことを聞いてもらおうと思いました

それは僕のやり方に合っていて少しやりやすくなりましたが、本当に自分勝手な人もいるので、怒って喧嘩になることもありました。

そんなときはオージーも手伝ってくれてピッカーに言うのですが、さすがボスなのでみんな言うことを聞きます。

オージー自体がすごくユーモアがあり常にジョークばかりで面白くて、風格もあってみんなをハッピーにさせるので、みんな言うことを聞くのです。

なぜスーパーバイザーが必要か??

みんながオージーの言うこと聞くなら、僕なしで自分でやればいいやん!と思いますよね。

だってグリーンが多いと、ファーマーがマーケットの不評を買い、売り先がなくなればファームのボスでもあるオージーが首になることも有り得るし…

コントラクターであるオージーは、収穫されたトマトのkgでファーマーからもらう給料が変わるので、バケツがフルじゃないと、ピッカーに払う1バケツ分の金額は変わらないので自分が損するのです。

だけどオージーは子供が5人いて、それでなくても何かと忙しいので、常にファームにいることはないのです。(たまに家で寝てる笑)

だからスーパーバイザーを雇って全て任すのです。

大変でしたが、オージーのことが人柄的に好きで、できるだけ手伝ってやりたいと思い、がんばれました。

なのでオージーがいないときはグリーンも取らないように全列、全員のバケツ一つ一つチェックしてグリーンのトマトを取り除いたり、フルじゃないバケツもピッカーに言いすぎるとやる気をなくすので、自分で少し取ってきて入れてあげたりしてました。笑

まとめ

もう大変すぎて言いたいことがありすぎますが、とりあえずスーパーバイザーは全く簡単ではなかった!

ファームによって全く違うのですが、今回は僕が経験したことを書かせてもらいました。

スーパーバイザーの気持ちとして、今ファームで働いている、もしくはこれから働こうとしている方へ言いたいのですが、

できるだけスーパーバイザーの言うことは聞いてあげましょう!

もちろん超理不尽なスーパーバイザーや、偉そうなスーパーバイザー、様々です。

しかし、きっとその人たちも影で苦労したりしてると思うので、お金を稼ぎたいなど気持ちはわかりますが、不平を言わず、できるだけ聞いてあげてください。

仲良くすれば有利なこともたくさんあるので!

次回は、僕が実際スーパーバイザーでどのぐらい稼いでいたのかなども書きたいので、興味のある方は見てくださいねー!

ありがとうございました。