【2018最新】オーストラリアへのタバコの持ち込み!関税や値段は?

タバコを巻いている手

今回は喫煙者が疑問に思う、オーストラリアにタバコをどのくらい持ち込めるのか、大量に持ち込む場合の関税の料金や、その際に注意しなければならないこと、現地のタバコ事情などを、僕の経験談も交えながらご紹介していきます。

また、最近ではiQOS(アイコス)も普及し始めているので、それについても説明していきたいと思います。

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オーストラリアに持ち込めるタバコの量

まずは2018年2月現在の最新情報をお伝えします。

オーストラリアでは年々タバコ税があがっており、

2017年1月からは、25gまでのタバコ(巻煙草なども含む)、それとほぼ同量の未開封の25本のタバコのみ国外からの持ち込みが可能となっております。(18歳以上)

開封済みのタバコに関しては後ほど説明させていただきます。

なので、26g、26本以上のタバコを持ち込んだ場合は、関税が発生します。

大量のタバコを持ち込む際の税金

では、26g、26本以上のタバコを持ち込む際に発生する税金を見ていきます。

2017年の9月1日から、約1g当たりのタバコ税がさらに高くなりました。

オーストラリアの最新のタバコ税に関して詳しく説明すると、0.8g以下に対して、0.69858(AUドル)の金額になります。

通常のタバコは一本あたりの葉っぱの量が約0.8gですので

簡単に説明しますと、

10本で約7ドル、一箱分の20本だと約14ドルの計算になります。

わかりやすく表にしてまとめてみました。

20本 約14ドル
40本 約28ドル
100本 約70ドル
200本 約140ドル
300本 約210ドル
1000本 約699ドル

1カートン持ち込む場合には、140ドルの税金を払わなければなりません。

・・・高いですね!!

あまり無いと思いますが、さらに大量に持っていく場合ですが、面倒なことにkg単位になると、タバコ税はさらに高くなります。

1kg(約1250本分)に対するタバコ税は901.39(AUドル)になります。

転売目的などで持ち込む方は自分で計算してみてください。。

タバコを持ち込む際の空港での注意点

26本以上持ち込む場合は、その全てに関税がかかる

少量なら問題ありませんが、大量に持ち込む場合は注意しなければならないことがあります。

先ほど、25本までのタバコなら無料で持ち込めると記載しましたが、

26本以上持ち込む場合は、所持している量の全ての関税を支払わなければなりません。

つまり、26本持ち込んだ場合は、1本分のみの金額ではなく、26本すべてに関税がかかってくる仕組みです。

なので、1本もしくは、1gでもオーバーして持ち込む際には気をつけておきましょう!

開封済みのタバコはカウントされない

それから、最初の方で触れていた開封済みのタバコの場合ですが、

自分がオーストラリアに入国した時は、まだ50本までの持ち込みは可能でした。

限界までの量をスーツケースに入れておき、当時喫煙者だったので空港などでは吸いたくなるからポケットに2,3本しか吸っていない開封済みのタバコを入れていました。

ですが開封済みですので、規定量を超えていたけど手荷物検査のときには問題なく通過できました。

ただし、僕の個人的な考えですが、オーストラリアの空港はその検査する人によって変わってくるものだと思っています。

当時僕の友人が1カートンをスーツケースに入れて入国した際に、単に申告を忘れて持ち込んだのですが、

何も言われずに入国できたのです。

このようにルールが曖昧で、人によって変わってきたり、運が良ければ問題ありませんが、やはりタバコにはとても厳しく、

申告は絶対なのでしっかりと申告書に記入しておきましょう。

iQOSを持ち込む場合

最近日本ではかなり普及し始めたiQOSですが、

オーストラリアではその存在すらほとんど知られていない状況です。

ですが、iQOSも加熱式タバコに分類されるため、ルール上は規定量もタバコと同じで大量に持ち込む場合はしっかりと申告しなければいけませんが、最近オーストラリアに行ってきた友人の話によると、

iQOSの本体を電子機器などと同じようにトレイに入れて、マルボロの箱を10箱ほどスーツケースに入れていても、何事もなく通過できたようです。

先ほど述べたように、オーストラリアでは全く浸透しておらず、たまたま通過できたものの、申告は絶対なので

iQOSを持ち込む場合は自己責任でお願いします。

オーストラリアのタバコ事情

オーストラリアはタバコに関しては世界一厳しいといわれている国です

持ち込みもとても厳しく、現地では、空港の持ち込み検査の番組がよく放送されているぐらいです。

年々タバコの値段が上がり、半年に一度のペースでタバコ税が上がっています。

なお、オーストラリア全土では、室内は完全禁煙です。

室内でタバコを吸った場合は100ドルほどの罰金(場所による)になります。

それに、オーストラリアのタバコのパッケージを見たことがある人ならわかりますが、

喫煙者の汚れた肺や、喫煙により亡くなった人の写真などグロテスクなものが多く、

実際自分が初めて買ったときも、気持ち悪くて吸いたくなくなったぐらいのものです。。

気持ち悪いパッケージのタバコ

上の写真は巻タバコになります。

オーストラリアでは巻タバコのほうが多いと感じます。

みんなタバコが高くて節約したいのでょうが、普通のタバコも巻タバコもあまり値段は変わらないと思うので、各自で試していただければと思います。

ちなみに普通のタバコはcigarette(シガレット)、巻タバコはtobacco(タバコ)なので、購入時は気をつけてくださいね!

オーストラリアのタバコの値段

現在のオーストラリアのタバコの値段をざっくり紹介しておきます!

  • シガレットの場合

日本と同じ一箱分の20本入りだと20ドル~30ドルほど(店や種類によります)です。

25本入りのものでも20ドル~30ドルほどです。

30本入りで25ドル~35ドルほど、40本なら45ドルほどになります。

  • 巻タバコの場合

25gで20ドル~35ドル50gなら50ドル~70ドルほどになります。

もちろん場所や種類によって変わってきますが、タバコ自体がとても高いことには変わらないので喫煙者は把握しておいてくださいね!

まとめ

実際のところ、日本から大量に持ち込むのも、現地で買うのもあまり値段は変わらないので、空港での検査が不安な方は現地での購入をおススメします。

どうしても日本のタバコが吸いたい方は、しっかりと申告をして関税を払う準備をしていきましょう。

 

一番いいのはやっぱりタバコをやめてしまうことですね!!

オーストラリアで滞在していて、タバコの値段で苦しんでいる人を何人も見てきました。

僕もその結果オーストラリアで禁煙することに成功しました。

値段は高いし、室内で吸えないからいちいち外までいかないとだめだし。。

オーストラリアでタバコについて悩んでいる方は、これを機やめてみてはいかがでしょうか?

ご質問があれば気軽にどうぞ!!

まっつん

「出来るだけ最低限の持ち物でオーストラリアへ行きたい」ワーホリに行く準備をしている人が気になる持ち物。本当に荷物を少なくしたいなら、寒い場所に行かないこと!w
初めて海外旅行へ行く時に女性の方が気になる、化粧品の機内への持ち込み。全ての液体はもちろん、ジェル状のものも制限されます。もし機内に液体物を手荷物として持ち込みたいなら、ジップロックを用意しましょう!

コメント

  1. あきら より:

    はじめまして.

    来週からオーストラリアのパースに行くことになり,ブログを参考にさせていただいております.

    いきなりで申し訳ないのですが,1点,質問させていただきたいと存じます.

    ・パース空港にてタバコを免税枠超過で持ち込んだ場合の支払い方法は現金(AUD)のみか,
    クレジットカード(VISA)での支払いが可能か

    以上になります.
    パース空港にて支払いの経験が無くても,他の空港ではどうだったか教えていただけたら幸いです.
    ご多忙の中恐縮ですが,ご回答お願いできますでしょうか.
    よろしくお願いいたします.

    • kojikoji より:

      コメントありがとうございます。
      過去に僕自身がケアンズの空港で免税枠超過で持ち込んだ時は、クレジットカードで支払うことができました。
      もちろん現金も可能です。
      パースの空港での経験はありませんが、基本的に国内の空港のシステムは同じですので、両方の支払い方法が可能だと思います。
      他に気になる点がございましたら、気軽にコメントしてください!
      まっつん

  2. ryuyu より:

    はじめまして、こんにちわ。
    ブログを参考にさせていただいてます。
    来月12月からオーストラリアのブリスベンに行くのですが、加熱式タバコグローを持ち込むことがQLD州は大丈夫なのでしょうか?きちんと申告はするつもりですが、色々調べると
    持ち込み自体ダメなような内容になっていまして、混乱しています。わかれば教えていただけると助かります。
    やめればいんですが・・・・
    よろしくお願いします。

    • ファーム中毒inオーストラリア より:

      コメントありがとうございます。
      QLDではグローなどの加熱式たばこは基本的に、所持も禁止ですが、オーストラリア自体あまり認識がなく、空港ではまだ事例がないので、電子機器と同じ扱いになると思います。
      申告をする場合はタバコの方だけでいいと思いますが、監査は人によって違うので運的なとろこもあります。
      もし他に何かあればよろしくお願い致します。