こんにちはまっつんです。
ついに…ファーム生活にピリオドが打たれました!!
正直寂しい、、なんてことはなくとても嬉しいです!やっと自由になれたって感じですが、約二年間とてもいい経験をしました。
日本に帰って働くときは、ファームで働いていたことを思い出せばなんでもできる気がします笑
さて今回はファームの情報というよりも僕の経験談になるので、興味のある方は見てってください!
僕は二年間のファーム生活で、バンダバーグのとあるチェリートマトファームで計1年以上(2シーズン)、スーパーバイザーとして働かせてもらいました。
スーパーバイザーとは??
ファームで働く人なら知っている人が多いと思いますが、日本で言う現場監督みたいな人を言います。
基本野菜や果物のファームには、
ファーマー(ファームのオーナー、持ち主。普段仕事場には現れないのでほとんどの人が知らない。基本オージー)がいて、
コントラクター(ファーマーに雇われているファームのボス)がいて、
スーパーバイザー(コントラクターに雇われている現場監督)がいて、
ワーカー(バケットボーイやピッカー、パッキングの人など)がいるのですが、
僕はそのスーパーバイザーというポジションでした。
もちろんファームによってはファーマーが自らコントラクターをしている所もあれば、コントラクターがスーパーバイザーをやっているファームもあり、様々です。
正直スーパーバイザーってみんながなりたいポジションで、僕もピッキングを色んなとこでしている時はずっとなりたいと思っていました。
だってみんなに指示するだけで、時給で給料も良くて安定するし…って思う人は多いと思いますが、
実際やると難しいし、嫌われ役になり、ちゃんと仕事ができないとコントラクターにすぐ怒られたり、クビになることもよくあります。
でも僕はがんばりましたよ。泣
さて、よく日本人の方に日本人でスーパーバイザーって珍しいね!とか、どーやったらなれるん?!など聞かれるのですが、今回書きたいのは僕がどうやってスーパーバイザーになったのかです。
スーパーバイザーになった方法
あれは僕がかなみんと出会う前バンダバーグにいたとき、2015年の4月に入ってすぐのことでした。
トルコ人のおじいちゃん、バンダバーグには絶対行くなというとあるブログに出てきたり全豪放送のテレビ番組にもでてきた有名人、その名もババが持っていたシェアハウスに住んでいました。
ちなみにババとはトルコ語でお父さんという意味ですはい。
ババはシェアハウスにいる人に色んな種類のファームジョブをくれていました。
なぜならバンダバーグはトルコ人の広いコミュニティがあり、みんな知り合いで、多くのトルコ人はファームのコントラクターをしています。
その時僕はババからイチゴのプランティングの仕事をもらっていました。
もちろんそこのファームもトルコ人コントラクター、以前かなみんが書いた記事のファームです。(→ファームジョブ!バンダバーグでストロベリーピッキング)
当時家にイタリア人がいっぱいいて、前日の夜遅くまでつき合わされて飲んだりなんやしていました。
そして次の日休むつもりはなかったのですが、イチゴのプランティングに寝坊。
起きるとみんな既に仕事に行っていて、なんで起こしてくれんへんねんと思いながら二度寝。
すると、家のマネージャー係の韓国人がいきなり僕の部屋に。
(こいつもテレビに出たし、バンダバーグには絶対行くな!で知られるとあるブログでも取り上げられたので名前をだすけど、極悪ピーター、以前はブラッドという名でしたが評判悪さに改名、こいつのせいでバンダに来る人が減少、僕も現金1100ドルを取られるなど話したいことが山ほどある人物。今は強制送還で韓国にいるので安心してください笑)
仕事休んだから怒られるかと思えば、今から働けと言われ、仕事着に着替え外に出ると、なんか見たことあるようなトルコ人がそこに。。説明もないまま車に乗せられて、そのトルコ人と2人である家に着いたのです。
そのトルコ人は「まあ座れや」と言いながら、タバコをくれて説明しだした。
「今から俺の家のガーデニングをやってもらう、プライべートジョブで一時間15ドルキャッシュでやる」と言われ、やることに。
一緒に土とホットチリの種を買いに行き、家に着き作業開始。
ここまででくれたタバコは5本ぐらい、僕からは何も言わずにくれる。
それに家もすごく綺麗で良い家に住んでる。
僕はこのトルコ人の顔が見たことがあるが、思い出せなかった。
だが作業中、この人は金持ちだと思いとりあえず頑張ろうと思い、すごく頑張った。
そして仕事が終わるとまたタバコを渡され、
「お前は働き者だからお前が好きだ、ゲイじゃないぞ、どうだ、俺のファームで働いてみないか?チェリートマトで来週から始まるんだが」
僕はこのとき思い出した、その前の年に僕がチェリートマトのピッキングに初めて行った時になぜかバケットボーイをやらされて、その時に見たクレイジーコントラクターだ!
僕は以前働いたことがあると伝えると、
「なんだ、昨年度のシーズンで働いていたのか、それなら話がはやい、決まりだな」
と言われ働くことに。一方的。。
そのコントラクターの名前はオージー(オーストラリア人ではなく名前がOzzie)。
最初はバケットボーイという話だったが、ファームにスーパーバイザーはいなくて、オージーもいつもの決まり文句「I have to go somewhere」と言って帰ってこないので、ほんとに初日から一人でスーパーバイズも全部やらされてました。
そうなんです、僕がスーパーバイザーになれた理由は寝坊したからなんですね。
ただ運がよかったのです。
なりたい人は試してみてください!
といった感じでバケットボーイ兼スーパーバイザーが始まるのですが、続き(日本人スーパーバイザー経験談②スーパーバイザーの仕事は意外と難しい?!)もまた書いていきたいので良かったら見てください。
ありがとうございました。