オーストラリアへ国際郵便で送れるもの＆送れないものとその料金は？

 

オーストラリアにいる家族や恋人に食料などを送りたいとき、何を送って良くて、何がダメなのか？

送ってみると意外と大丈夫だったものや、前は送れていたのに拒否された！というものもあると思います。

今回は、私の母が私と姉のために定期的に食料などを送ってくれたことを元に、情報を残していきたいと思います！

 

国際郵便の料金と日数

まず、国際郵便といったら郵便局が主流ですね！

送るものによって変わるのですが、送り方（発送方法）によっても変わります。

 

オーストラリアにいる家族や友人にはがきを送るとなると、世界各国あてで70円均一です。

手紙でも110円～、小形包装物だと150円／50g～と、小さくて軽いものなら意外と安い(^_^)

しかし、食料や衣料を送るとなると一気に重さも変わり、値段も高くなっていきます。

 

荷物が届くまでのおおよその日数は、発送方法によります。

郵便局ではEMS（国際スピード郵便）・航空便・エコノミー航空（SAL）便・船便・国際eパケットの５つがあります。

発送方法	荷物が届くまでの日数
EMS	3日
国際eパケット	７日
航空便	７日
SAL便	2週間前後
船便	2か月前後

 

一番分かりやすいのは、やっぱり郵便局のHPを見てもらうことですね。ｗ

ということで、リンクを貼っておきます！（料金表を見る時は、オセアニアを選択してくださいね）

→国際郵便の料金・日数（郵便局）

調べていたらヤマト運輸さんも出てきたのでこちらも参考までに！

→国際宅急の料金・日数（ヤマト運輸）

 

もし１kgの小包を送るなら

HPを見て自分で調べるのも面倒くさい方へ！！ｗ

もし仮に、東京からオーストラリアのNSW州へ1kgの小包を送るなら…という状況で調べてみました。

※郵便局を使う場合です。

発送方法	料金	日数
EMS	2,900円	3日
国際eパケット （国際書留付き航空小形包装物）	1,985円	7日
航空便	小型包装物 1,860円 国際小包 3,350円	7日
SAL便	小型包装物 1,080円 国際小包 2,700円	2週間前後
船便	小型包装物 770円  国際小包 1,800円	2カ月前後

 

この表を見ればすぐわかると思いますが、料金が一番安いのは船便で、日数が短いのはEMSになります。

しかし船便の欠点は、二ヵ月もかかってしまうこと、そしてEMSの欠点は料金が一番高いことですね。

なので、急ぎか急ぎじゃないかで決めると良いと思います♪

 

ちなみに小型包装物と国際小包の違いについてですが、それぞれの特長を書いてみました。

• 小形包装物

最大重量2kgで、2kgまでなら小型包装物の方が安く送ることができる。

航空便扱い・船便扱いのほか、エコノミー航空(SAL)便扱いができる国がある。

• 国際小包

最大重量は30kgで個数により割引あり。万一に備えて保険もつけられる。

航空便、船便、エコノミー航空(SAL)便の3種類の発送手段が選べる。

（参考：小形包装物とは、国際小包とは／郵便局）

 

他にもサイズの制限がそれぞれ違うので、荷物の大きさや重さにあった方法で送ってみてくださいね(^_^)

 

送れるもの＆送れないもの

卵の加工品さえ送れないのは、有名ですよね！！

過去に卵の絵が描いているラーメンが抜かれたことがあるくらい、結構厳しいです。

 

そして今年（2017年）に入って発覚したことなのですが、今まで送れていたラーメンが、禁止になったようです。

実際私の母が郵便局で送る際に、「ラーメンが送れなくなった」と言われたそうです。

（それでも無理やり母が頼んで送ると、無事オーストラリアについていましたｗ）

 

後は、姉が頼んだキッチン用品を入れるため、”kitchen article”と書いて送ろうとしたところ、翌日に郵便から電話で「”キッチン用品”という言葉が具体的でなく、本局止まりになっている」と言われたそうです。

その時にちゃんと危険物ではないと説明したので、最終的には大丈夫だったそうですが、曖昧な言葉は気を付けなければならないですね(>_<)

 

今でも厳しいオーストラリアですが、年々厳しくなってきているようです。

荷物チェックはそこまで厳重ではないのか、ランダムでチェックしているのかわかりませんが…。

もし送れないものが入っていて見つかった場合、禁制品だけを抜き取って、届けてくれるそうです。

その際、伝票かなにかに分かるように書いてあるらしいのですが、たまに届かずに日本に戻ってくる場合もあるらしいです。

もちろん送料はこちら持ちなので、料金が２倍！！痛い出費ですね。

 

送ってはいけないもの（禁制品）一覧

禁制品がありすぎて全てを書き出すのは長くなるので、一般的に送ってしまいそうなものだけ書き出してみました！

※通常郵便物、小包郵便物、EMSの全ての郵便種類で禁止されているものです。

 

項目名	詳細
マッチ	マッチ
果物、野菜	すべての果物及び野菜。果物製品及び野菜製品。
貨幣	偽造の貨幣
乾燥植物素材	種子、果物の皮のような品目の入った茶。ハーブ、種子、樹皮、キノコ及び乾燥植物素材の入った医療薬、薬品及び食品。
貴重品	宝石、貴金属、珠玉、証書、硬貨、その他譲渡可能な有価証券のような貴重品を包有する書留書状。
銀行券	銀行券
手工芸品	みやげ物品、工芸品及び未加工の原皮、羽、歯、骨及びその他の動物の部分から作られた物品。ドライフラワー及びポプリ。種子、松ぼっくり、樹皮殻、わら又はこれらの入った製品。
植物、種子及び土	植物（根、球根、種子等の植物素材を含む。）種子、土及び砂。土壌肥料、植物素材でよごれた靴及び用具類。種子、砂、土又はわらの入った贈答品及びおもちゃ。
地金、紙幣	地金、紙幣
肉、肉製品	肉、肉の入った食品。動物素材の入った治療薬及び薬品、動物製品。
乳製品、卵	チーズ、牛乳及びその他の乳製品。卵若しくは１０％以上の乳製品の入った食品。
液体	液体は、所定の条件にかなっている場合に限り許される。
印刷物、衣類等	次に掲げる物品は、名あて国の税関当局の許可を得ている場合に限り許される。 －暴力による名あて国政府の転覆、あらゆる法律の破棄、官公吏の暗殺及び財産の不法な破壊を扇動するおそれのある文書 －引火しやすい布で作った子供服
菓子	酒精飲料入りの菓子は、名あて国の税関当局の許可を得ている場合に限り許される。
砂糖等	砂糖、糖みつ及びシロップは、名あて国の第一次産業相の許可を得ている場合に限り許される。
錠剤	錠剤は、所定の条件にかなっている場合に限り許される。
植物	植物（米などの穀類、果物、野菜その他植物防疫法で定めるものをいう。）については、昭和25年農林省告示231号（輸出植物検疫規程）に基づき植物防疫所において縦覧に供する「植物検疫に関する諸外国の要求事項一覧表」によるものとする。…
動物の毛	動物の毛は、その洗滌についての明細書がある場合に限り許される。
内服薬及び外用薬	内服薬及び外用薬は、名あて国の保健局長（Director General of Health）の許可 を得ている場合に限り許される。
豆製品	生又は乾燥の豆製品は、名あて国の検疫所（Australian Quarantine and Inspection Service)の許可を得ている場合に限り許される。
麺類、卵を含むもの、酪農製品	麺類、卵を含むもの、酪農製品は、名あて国の検疫所（Australian Quarantine and Inspection Service)の許可を得ている場合に限り許される。

 

ここに書いていないものもまだあるので、荷物を送る時は国際郵便の禁制品一覧（郵便局）をチェックしてくださいね。

「こんなの誰が送るの？」という物もいっぱいですが…(笑)

条件付きで送って良いものもあるので、送りたい場合はあらかじめ許可をもらってから送りましょう！

 

まとめ

ちなみに私の母のオススメは、２kgまでの小形の物品を小形包装物で送ることです！

この小形包装物は、小さい荷物（2kgまで）ならEMSや小包より安く送ることができるので本当におすすめですよ。

 

今回、国際郵便についていろいろ調べていると、『大きさ・重さ・宛先地・書類or物品』を入力すると国際郵便の料金比較が出てくるサイトも発見！

→送料の虎

送るものが決まっているなら、すごく便利なサイトですね！

 

ワーホリを考えている人はこちらもどうぞ♪

 

 

それでは今回もありがとうございます！

記事のリクエストなどがあれば気軽にコメントくださいね(^_^)

かなみんでした。See ya！