ファームに今まで行ったことがない人は、
「ファームって具体的にどんなところ?1日の流れはどんな感じ?」
と疑問に思う人も多いはず!
他のファームで働くことを考えている人も、ストロベリーファームってどんな感じだろうと気になったりしますよね。
そこで今回は、私が去年(2016年)にカブルチャーのストロベリーファームで働いていた時のことを思い出して、「ハイシーズン中のピッキングの1日の流れ」を書いていきたいと思います!w
目次
ハイシーズン中のピッキングの1日の流れ
※このハイシーズン中というのは、8月の中旬~9月の上旬を指しています!
5:00 起床
まだ外は真っ暗。
朝はトイレがすごく混むのでみんなより少し早めに起床!
前の日の疲れが取れていなくて、まだ寝たいけど頑張って仕事着に着替える…
朝ごはんのトースト(もしくはおにぎり)と、温かい紅茶を作る。
まっつんを起こして歯磨き、車のエンジンをつけて温めておく。(車がオンボロだったのでw)
凍らせておいた4Lの水と作っておいたランチなどを鞄に入れて出発!
5:20 ファームへ出発
ピックアップ(送り迎え)を頼まれているワーカーの家へ行き、ワーカーを拾ってファームへ。
基本的に運転手はまっつん。
朝は少しでも長く寝たいので車で朝ごはんを食べる。
(私は日焼け対策などの身だしなみも全て車で済ましていましたw)
車内は大体眠さと疲れでみんな死んでいる。
10分前くらいにファームについて手袋など装着。
トロリーを取りにいってピッキングする場所まで自分たちで押していく。
ちなみに早く来た人が暗黙の了解で良いrow(列)にトロリーをおける。どのトロリーを使えるかも重要!
スーパーバイザーがストロベリーを入れるトレイをトラックで持ってきてるので、自分で取ってトロリーに置いていく。
大体ここで「何トレイまで取っていいよ」と言われるけど、トップピッカーは無視してめっちゃ取る。そして皆文句を言いだす。
6:00 ピッキング開始
スーパーバイザーが皆を集めてミーティング。
採っていいストロベリーの色とか、今日ピッキングするエリアとか、注意とか説教を聞いて始まる。
このファームは基本的にペアでピッキングをさせていて、前に速いピッカー、後ろに遅いピッカーの組み合わせ。
私もまっつんも速い組だったので、隣合わせになって朝からどっちが速いかで競争する。
ペアの子のrowを助けて、次のrowへ…の繰り返し!
たまに採り残しが多いとスーパーバイザーに呼ばれ、rowの始めからハンドピッキングでチェックをする。
トロリーにストロベリーのトレイが溜まってきたら、スーパーバイザーがいるトラックまで自分で運んで数をチェックしてもらい、空トレイを積む。
時々、トロリーが溝にはまって、せっかく採ったイチゴのトレイが全てひっくり返えるという悲劇を目撃する。
10:00 休憩
トロリーをその場において30分休憩。
一番美味しい種類のイチゴをつまみながら、車まで戻ってみんなでランチターイム!
ここで負けず嫌いな男たちの間で「何トレイとれた?」という探り合いが始まる。どこの国でも同じ!w
私とまっつんは完全にお金目的だったので、どこのrowがストロベリーが多いかトップピッカーたちに聞いて、作戦をたてる。(本気w)
10:30 ピッキング再開
お喋り好きな子が隣にくるとお喋りが楽しすぎて「今日はもういいや、十分とった。」という気になってしまう。
…が、お金のことを思い出して集中。猛スピードでピッキングしてその子との距離を離す。
3時くらいになると日も傾いてきて、トロリーの屋根も意味なくガンガン日が当たりだす。
暑さ+傾斜+ストロベリーをのせた重いトロリーでみんなバテバテ。
仲のいいスーパーバイザーが、「採り残してもいいから早く終わらして帰ろう!!」と言ってくるくらい。(笑)
※そんなことしちゃラビッシュだらけになってファームがダメになっちゃいます!w
でもハイシーズンだからまだまだストロベリーがなっていて気が遠くなる。
「どこまでやったら終わり?」とスーパーバイザーたちに聞いても何も答えてくれず、みんなイライラしだす。
トップピッカーたち(本当に数人)だけが黙々とピッキング。
私も集中力が切れて、近くにいるやる気がない子とお喋り&おやつタイム。w
18:00 ピッキング終了
まだ採りおわっていないけど、見えなくなるくらい暗くなってきたので強制終了。
終わっていない人を手伝って、トレイの数をチェックしてもらってから、次ピッキングするrowに順番にトロリーを置いて帰る。
車に戻ってみんなの帰りを待つ。
私とまっつんはすぐさま帰りたい派だったので、基本的に同乗者のピッキングを手伝ったりしていました。w
19:00 帰宅
車の中であーだこーだ皆で言いながら、クタクタで帰宅。(笑)
お風呂に皆急いで入って、まとめて皆の洗濯物をまわす。
疲れているけど、晩ご飯が唯一の楽しみなので当番制で頑張って作る。
ついでに明日のランチも。
食べ終わったら何もしてない人が後片付けして、寝る用意。
明日も使う服を部屋に干して、部屋の扇風機とヒーターをMAXにして乾かす。(8月なので夜は結構寒い)
21:00 就寝
明日のために寝る。
というか、疲れすぎて倒れ込むように寝る。
まとめ
思い出すと本当にあの時大変だったなあと思います!
でも、だからこそ一緒に働いているワーカー達と国籍関係なく仲良くなって、みんなでファームへの愚痴を言い合ったり、しょうもないことして笑いあったり、競争したりして楽しかったんだなーと実感(^_^)
頑張ればもちろん疲れますが、お金を求めていなければ別に頑張る必要もないし、ストロベリーファームはセカンドビザ目的の人にはおすすめ!
仕事内容的には座ってピッキングできるし、友達とお喋りもできて楽なので…w
カブルチャーのピッキングについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ(^_^)
それでは今回も読んで下さってありがとうございます!
かなみんでした☺See ya!