だいぶ久しぶりになりましたが…
【オーストラリアでネイリストをした話】シリーズ、今回は私が実際に働いて感じた、日本とオーストラリアのサロンの違いをお話ししたいと思います!
私が働いていた日本のサロン
私は専門学校を卒業してから、大阪の心斎橋にあるサロンで働いていました。
ネイルとまつ毛エクステの併設サロンで、場所柄と低価格サロンだったということもあり、毎日忙しい日々を送っていました。
仕事が始まる前にミーティングと掃除をしないといけないので、開店45分前には着替えて準備…
接客に入ると、一時間半でケア・デザイン(やり放題、乗せ放題)・お会計を済まさないといけないというカッツカツの時間で施術をして…
全てのお客さんがちょうど時間内に入る訳でもなく、時間を押せば自分のランチタイムがなくなったりもしていました。
自分が犠牲になるのはまだ良いとして、次のお客さんを待たせてしまう時なんかはもうストレスしかなかったですね。(笑)
閉店後もミーティングと掃除をし、なんだかんだで1日12時間労働なんか平気でありました。今考えると恐ろしいですが。(笑)
お客さんは数をこなせば余裕が出てきますが、それでも毎日ちょっとずつストレスを感じていたのかなぁと思います。
オーストラリアで働いてビックリしたこと(お客さん編)
まず、ほとんど皆予約をしない!日本だったら次の予約をとって帰る人も少なくないと思います。
でもオーストラリアだと、1日2人くらいしか予約が入っていませんでしたw
日本と同じようなデザインをするとなると、余裕で1万を越してしまうオーストラリアでは、単色塗りが主流でした。
それもボトルジェルとポリッシュが1:1くらいの確率でした!
なので、速くて当たり前みたいなところがあり、ランチタイムにくるお客さんがすごく多かったです。施術中にランチを食べるお客さんもちらほら。(笑)
その時の私のお決まりのフレーズは、「ランチタイム?どのくらい時間ありますか?」でした。w
お客さんはサロンに入ってくるなり、「ネイルしたいんだけどパパッと仕上げれる?」的な感じできます。
速かったら、がっつりキューティクルケアと単色塗りで20分とかで仕上げていました。
初めは速すぎて無理!と思っていましたが、何事も慣れですね!w
あと、ネイルが出来上がったときのお客さんの反応ですが、そこも日本人と違います。
単色塗りしただけなのにもの凄く喜んでくれるし、何回も「Thank you so much!」と言ってくれたり。常にべた褒めされて、すぐにやけてしまっていました。(笑)
日本ではたまに見かける何にでもケチをつけてきたり、やたらと細かいお客さんも、オーストラリアでは全然いませんでした。
イメージ通りおおらかな感じでしたね♪
オーストラリアで働いてビックリしたこと(サロン編)
お客さんの質にもビックリしましたが、働き方にも日本と違いが出ていて楽しかったです。
まず、5~10分前出勤でOKなことに衝撃!
朝の開店したてはお客さんもあまり来ないので、早番の人が営業中にほうきで掃除したり。w
ミーティングらしいミーティングもなく、営業中にぱっと言われたりすることが多かったです。
一時期、フランス人のワックス脱毛スタッフと一緒に働いていたのですが、この子には一番ビックリしましたね。
私がお客さんにネイルを施術している最中に、いきなり「口開けて!」と言われとっさに開けると、口の中にチョコをぽいっと…
いや、目の前にお客さんおるし、いま仕事中!(笑)
その子はネイリストみんなにチョコをあげていたようです。これにはお客さんも笑っていました。w
後、普通日本では営業中に時間が空けば事務作業をしたり掃除をしたりサンプルを作ったりと、意外とやることがあって忙しかったりしますよね?
でもこのサロンでは、普通に空き時間にスタッフとコーヒーを飲みながらお喋りをしていました。
たまにボスの機嫌が悪い時はサンプルを作ったり練習をしたりしていましたが、機嫌がよければ一緒にお菓子パーティーをすることも(笑)
閉店作業は、時間があれば閉店時間前から掃除をして、時間がなければ、「もう明日の早番の人にやってもらうからいいよ~☺お疲れさま!」と言われてすぐサロンを出ていました。
それも、そのサロンが残業代がちゃんとつくところだったので、無駄に居座って欲しくなかったからなんですが…w
まとめ
オーストラリアで働いて実感したこと、「日本の接客はいき過ぎている!」と。
もしオーストラリアで日本で働いている時のような接客をすると、逆にお客さんが来なくなると思います。サロンでもそうですが、アパレルなどでもお客さんお構いなしにスタッフ同士お喋りをしていることが本当に多いですw
国民性の違いですね!!
日本でネイリストをしている人なら、きっとオーストラリアでネイリストをすることは思っているより簡単だと思います。
日系サロンで働くとなると微妙ですが…
働き方が違いすぎて戸惑いますが、すぐに抜け出せなくなると思います。(笑)
せっかく海外で働くならストレスフリーな働き方をしましょう♪
私がこのサロンで働くまでの経験談はこちら!
実際にオーストラリアでネイリストの仕事を探している人におすすめ!
→【英語版履歴書】ネイリストのための履歴書の書き方※ネイルサロン向け
それでは今回も読んで下さってありがとうございました。
かなみんでした、See ya!