今回はワーホリで初めてファームジョブをしたい方や、ファームで稼ぎたい!といった方たちが悩むであろう、求人情報を見る際のファーム探しのコツや、注意点を自分の経験からですが書いていきたいと思います。
※ファーム求人情報について、僕が経験した注意点などを書きますが、全部の情報が僕が思っているようなことでは無いので、それを理解して読んでもらえれば嬉しいです。
シーズンの期間について
これは皆さんそれぞれ合うものを見ればいいですが、シーズンの期間が長くてもハイシーズン(稼げる時期)が短いところがよくあります。
セカンドビザ目的ならハイシーズンは気にしなくなくていいと思いますが、お金目的ならハイシーズンの情報が書いていないところは質問しておくと良いです。
特に歩合の仕事なら、作物のなりで給料が左右されるので僕は絶対に聞いていました。(ハイシーズンの期間は2か月あれば充分)
ちなみにハイシーズンじゃなくても普段から稼げるときは全然ありますが、安定しないなど運要素も強いところがファーム探しにはあるので、初めての方などはとりあえずトライしてみてください。
仕事内容について
仕事内容では、どんな仕事をするのか(ピッキング・パッキング・プランティングなどなど)、時給か歩合か、などが書かれています。
よくある仕事でいうとピッキングですね。名前の通り作物を採る仕事ですが、一番働ける期間も長いと思います。
パッキングもよく求人に載っていますが、女性限定のファームも多く、好き嫌いも分かれる仕事かなと思います。
(他のファーム仕事もいっぱいあるので是非私たちのファームジョブ経験談も参考にして下さい!)
そして歩合と時給なんですが、どちらかと言うと歩合をよく目にすると思います。
大体1バケツ$○とか、1ビン$○と書いてあるので、自分がいくつ作れるかで給料が決まります。
歩合は完全に自分の頑張り次第で、必死に頑張らなければ全然稼げないファームもいっぱいあります。
後、歩合だと作物の時価にも左右されるので注意!
歩合が向いていない人は、時給の仕事をオススメします。
楽に稼げて良いファームもたくさんありますが、実は求人には書いていないけどウェイティングがあったり、クビになりやすいファームもあるので気を付けてください。
後は時給の分ちゃんと仕事をしてもらおうと、スーパーバイザーの目が厳しかったりもします。
(ウェイティングとは、ファームに人が足りているので誰かがファームを出て行くまで待たないといけない状態。)
時給と歩合の値段を確認する際に、Tax(税金)込みかどうかも忘れずに確認しておきましょう!
勤務時間について
大体一日約6~8時間のところが多いと思います。
朝早く(5、6時)から始まり、お昼の3時前に終わるファームが僕の経験では多いです。
勤務時間も作物のなりによって変わったりするので、もっと長くなる場合や3、4時間で終わっちゃう場合もよくあります。
ハイシーズンであれば毎日働かないといけないファームも多いですが、事前に伝えておくと休みをとれたり、たまに日曜日は絶対デイオフのファームもあります。
ハイシーズンでなければ週4・5日あれば良い方だと思います。
給料・給料明細について
給料についてですが、注意しなければいけないのが、「週に○○ドル稼ぐことが可能です!」や「○○ドル稼いでる人もいます!」などです。
こういった情報は時給なら、たまたま一番長かった週について書いていたり、歩合なら、韓国人・ネパール人・ベトナム人などのトップピッカーの情報を書いていたりする求人があります。
もちろんそれだけ稼ぐ人は本当にいますが、トップの人達とは比べない方がいいです。
なぜなら彼らはファームで何年も働いて生活している人達なので、僕たちがワーホリ中に追いつけるような人たちではないからです。(同じ人間なので諦めないことも大事ですが、僕が思うに彼らは機械です。)
求人をしている人たちの中には、人を呼んでお金を貰っている人もいます。
来て欲しくてオーバーな書き方をしたり、酷い時は嘘の情報もあるので、話の7割ぐらいでとらえるか、前もって平均の給料を聞いておくことをオススメします。
そしてよく、「天候や作物のなりで給料が変わります」など書かれていますが、それは野外のファームならよくあることなので、あまり気にしないでください。
天候だけは本当にどうしようもなく、誰も予想出来ない事なので!
給料と給料明細(ペイスリップ)を毎週渡していて、給料の支払い方法は銀行振り込みだと、ちゃんとしているファームが多いのでそこも確認しましょう!
スーパーアニュエーション(年金)もあればさらに良しです。
実際僕が経験したのは、手渡し(キャッシュハンド)のファームで皆の給料をファームが家のオーナーに渡してそれからみんなに配っていたのですが、その家のオーナーや、マネージャーが持って逃げるという事件がありました。
それにセカンドビザ申請時にバンクステイトメント(口座の取引明細書)が必要になるので、銀行振り込みをオススメします。
あとは給料の支払いが2、3週間遅れるファームもよくあるので、何曜〆・何曜払いなのかも気になる人は聞いておくといいです!
セカンドビザについて
セカンドビザが欲しい人はファームなどで計88日間働かなければいけませんが、
ファームによって取得出来るとこと出来ないところがあるので、求人に書いているかしっかり確認しておきましょう!
そしてビザ申請時に必要なペイスリップですが、これも渡してくれないファームがあるので、確認しておきましょう!
そしてよく求人に、「セカンドビザのデイオフカウントあります」と書かれていますが、セカンドビザの制度が変わって以降、ペイスリップの提出が義務になりました。
ペイスリップの中には働いた日付とその日の給料などが書かれていますので、デイオフの日の給料などをいかにも働いたかのように書き換えなければなりません。
そんな細かいことをしてくれるファームはほとんどありませんし、カウントしてもらえたとしても88日間休みなしで働いてたなんて怪しすぎるのでオススメしません。
アコモデーションについて
アコモデーションの情報では、レント・ボンド・何人部屋・家の設備などについて書かれています。
そもそもアコモデーションとは”住居・宿泊設備”という意味があり、シェアハウスなのかファームステイなのか分からないので、何も書かれていなければ絶対聞いておきましょう!
レントとボンドに次いで、ノーティスも書かれていたりすると思いますが、これはファーム・家を出る前に○週間前までに知らせてねー、というものです。
部屋は大体は男女別ですが、気になる方は念のため聞いておくのもいいと思います。
家の設備では何を提供してくれて、何が必要なのかを知れます。
洗濯洗剤・食器洗い洗剤・トイレットペーパーなどを提供してくれる良心的なアコモデーションから、布団・枕・Wifiがないアコモデーションまで様々です。
アコモデーションに着いたのはいいけど、あれがない!なんてことがないように、しっかり確認しておきましょう。
(ファームステイをする方は洗濯やシャワーまで限られていたりするので要注意です!)
車がない方はスーパーまで遠いと自分で行けないので、誰かに連れていってもらうことになると思います。
大体ショッピングデーが週1であり、無料で連れていってもらえることが多いです。
でも週1だと毎回1週間で食べるものを考えないといけないので結構めんどくさかったりします。
なので車を買うか、車持ちの友達を見つけるのがオススメです!
ピックアップ代について
ファームステイでしたらピックアップ代はかからないと思いますが、ファームから少し離れたところに住んでいると、車がない人はピックアップ代を払わなければなりません。
1日$5~$8くらいで、距離と場所によって変わります。
僕たちがカブルチャーに住んでいた時は1日$5でした、バンダバーグではカブルチャーの時より短い距離なのに1日$7でした。
車持ちの方は、逆に誰かをファームに乗せて行くこともでき、人数が多ければガソリン代以上をピックアップ代で稼ぐことも可能!
まとめ
絶対英語環境がいい!っていう方なんかは国籍を聞いてみるのも良いと思います。
場所によってはアジア人のみ採用しているファームもあるので。
ファームの好みも人それぞれなので、自分の状況にあったファームを失敗のないよう選んでください。
万が一失敗しても、気に入らなければすぐ移動すれば良いこと!
そして、出来ればそのファーム情報をどこでもいいので共有してもらえれば、ファーム被害もなくなると思うのでお願いします!
ファームの探し方はこちらを参考にどうぞ!
→【オーストラリア・ワーホリ】ファーム初心者必見!5つのファームの探し方をご紹介!
もし「こういう記事を書いてほしい!」というリクエストがあれば、気軽にコメントして頂けると喜びます。
それでは今回もありがとうございました。
まっつんでした。