こんにちは、まっつんです!
オーストラリアにいる人であれば、いろんな生き物を見たことがあると思います。
日本の国土面積37万8000平方kmに対し、オーストラリアは約20倍の769万2000平方kmを誇る大陸。
動物園でなくても、野生のカンガルーやコアラなどいろんな動物がみられます。
そんな身近に現れるいろんな生物、中にはレアな生物や危険な生き物もいるかもしれない。
特にファームは自然が多く、なにより野菜や果物があるのでよくみかけます。
ファームで働いている最中に蜘蛛に噛まれて病院に行った人を見たことがあります。
そんな生き物たちにいざ、ご対面したときの対処法などを紹介してやるのだ。
カンガルー
ボクシングのイメージがあるカンガルーですが、そこまで強暴な生き物ではないです。
少なくとも僕が出会ったカンガルーはおとなしく、パンなどをあげると食べていました。
ハエがたかっていたけど、子供を袋に入れているカンガルーはとてもかわいかったです。
朝ファームに行く前に家の前にカンガルーの集団がいました。
ファームで仕事中もよく見かけていたし、害を加えてくることは一切あらずですよがな。
ですが、アカカンガルーとゆーやつは凶暴で狂った奴です。
特に発情期になると無駄に1日中100キロも走ったり、暴走して人に襲いかかることがあります。
でもカンガルーは前には強いけど後退ができないので、バックをとれればあとはチョークや関節技で工夫してやれば大丈夫だと思います。
ちなみにカンガルーの名前の由来は、昔ヨーロッパからオーストラリアにきた白人の探検家が、カンガルーの集団を見て
あれは何かと、先住民アボリジニに聞いたところ、カンガルーと答えたのです。
そのアボリジニが言った「カンガルー」は、「知らない」という意味だったけど、それが広まりカンガルーという名前がついたらしいです。
おもしろいですね。
ヘビ
へびはファームで働いてると、よく見かけます。
へびも種類はとても多いし、基本毒をもってない奴は大丈夫ですが、
オーストラリアに住むタイパンだけは覚えておいた方がいいです。
全長最大4メートルの猛毒のへびで、その毒は世界一と聞いたことがあります。
1噛みで12500匹のネズミが死ぬそうです笑(成人男性約100人分の致死量)
タイパンはオーストラリアでは100件ほどの被害しかないですが、好戦的なのでもし出会ったときは絶対に近づかない。
それが一番の対処法ではないでしょうか。
そしてタイパンの次に毒性が強いヘビ、イースタンブラウンスネイク
体長は2メートル前後、このヘビは都心部でもよく目撃されていて、人との接触機会が多いです。
とても攻撃的で、かなり俊敏に動くらしいので、ちょっかいなどはかけないですぐに離れましょう。
それが一番の対処法かもしれません。
そーいやヘビだったかコブラだったか覚えてないけど、
タイの軍隊では毒を持つヘビやコブラに出会うと、近くでしゃがみ、片方の膝を左右にゆっくり振り動かして、混乱的なことさせてから首元をつかむらしいです。
ちゃんと覚えてないので、もしやるなら調べてからやってね笑
僕のファームで一緒に働いていたインド人のスーパーバイザーは、見つけた瞬間に四輪バイクでひき殺そうとしていましたが、
全部逃げられていました。
なのでダニエルラドクリフ以外の人は、ヘビを見つけたら近づかないでください。
蜘蛛
有名なのはセアカゴケグモ。
背中が赤いのが特徴、オーストラリアでは年間2000件以上の被害、内死者2名。
セアカゴケグモは体が小さい割には、毒が強く死にいたることもあります。
ですが性格はおとなしく、向こうから攻撃してくることはほとんどありません。
でもやっぱり見つけた時は、近づかない。
これがいちばんの対処法でしょう。もしくは、靴なら踏んでもいいらしいですが、その際には必ず仕留めましょう。
もう一匹猛毒を持つ蜘蛛がいます。
シドニージョウゴグモです。
オーストラリアの最強の毒蜘蛛。
見た目はタランチュラに似ており、ロブストキシンという猛毒を持つ。
そのロブストキシンという毒が体内に注入されると、吐き気、痙攣を起こして心臓のショックで1日で死んでしまうといわれている。
でも血清ができているらしく、死亡率は低め。
だけども絶対に近づかないでくださいね。
しかもこの蜘蛛の毒はエサの昆虫には効かずに人間には効くという、たちの悪い奴です。
まとめ
ファームでは他にもいろんな生き物が本当にたくさん出会えるので楽しいですが、自分の知らない生き物や、危険な動物を見かけたらまず安全を考えてください。
本当に人は毒で死んでしまうのです。
作業中は長袖、長ズボンで肌を隠すなど、できるだけのことは心がけていきましょう。
次回はファームだけでなく、オーストラリアに生息するいろんな生き物を紹介していきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。